翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

ロシアがウクライナへ侵攻……。

 新聞の一面見出しに信じられない思いです。21世紀になって、ヨーロッパで隣国への全面的な侵攻が起きるとは……。

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 早く平和的に終息してほしい。ウクライナの人たちが昨日までふつうに生活していた土地に、爆弾が落ちるなんて……。ロシア兵だって、死にたくないだろうに……。やるなら、プーチン、お前、最前線に出ろよ、と言いたい。いや、そういうことじゃないのはわかってるけど。

 

 いちおう、少しはロシア語をかじったし、ソ連に行ったこともあるし、ロシア人の暖かさを感じたことのある人間としては悲しいとしか言いようがない。

 

 ロシアにしろ、中国にしろ、北朝鮮にしろ、独裁的な政権システムと独裁者の個人的保身が重なった時の危険性は、いつになったらなくなるのだろうか? 

 人類はいつまでたっても馬鹿なのか?

 

 今、いちばん懸念するのは、これに乗じて日本における、先制攻撃の正当化や憲法改悪の議論が高まること。

 それはちがう。

 

(M.H.)