神田神保町の子どもの本の専門店、ブックハウスカフェさんのみなさんが選ぶ、第5回ブックハウスカフェ大賞の絵本部門金賞に、『ぼくは川のように話す』が選ばれました!
絵本部門
— ブックハウスカフェ (@bookhousecafe) 2022年2月27日
☆金賞☆
『海のアトリエ』作:堀川 理万子(偕成社)
『ともだちのいろ』作:きくち ちき(小峰書店)
『ぼくは川のように話す』文:ジョーダン・スコット/絵:シドニー・スミス/訳:原田 勝(偕成社) pic.twitter.com/BN8ZGLzkoC
ブックハウスカフェのみなさん、ありがとうございました!
じつは2月17日の記事で書いたサイン本は、ブックハウスカフェさんからの依頼でした。
この本、原書のタイトルが "I Talk Like a River" で、タイトルでは主語の性別がわかりません。ただ、表紙からわかるように主人公は男の子なので、『ぼくは……』と訳しています。作者も男性ですしね。そして、じつは、主人公のような吃音者の割合も、統計的に男性のほうが多いのです。
でも、女性の吃音者の方もいらっしゃるので、訳者サインにそえた言葉には
「ぼくは『 』のように話す」
「わたしは『 』のように話す」
と、二つのバージョンがあります。『 』の中には、買ってくださった方が(吃音者でなくても)、自分の話し方をなにかに喩えて入れてくださればと思います。
なので、もし、ブックハウスカフェさんで、このサイン本を購入される時は、たしかめてからお好きな方をお選びください。どうぞよろしく!
(M.H.)