アザミはスコットランドの国花です。イギリスのEU離脱が決まったせいで、スコットランドの独立、EU加盟を真剣に考えている人たちがいます。もともとイギリスは連合王国ですから、独立はふつうの国よりしやすいのでしょう。外交・軍事はむずかしい面もあるでしょうが、昔からスコットランドは何度か独立しようとしています。
20代のころにスコットランドへ行った時は、ポンド紙幣が別の柄だったのでびっくりしました。イングランドでも使えるのか、ときくと、使えるだろうが受け取らない人もいるだろう、と言われたのを覚えています。サッカーだって、ラグビーだって、スコットランドは国扱いだし。
ところで、上の写真のアザミ、なんだか棘が大きいと思いませんか? これ、アメリカオニアザミという外来種らしいです。アメリカとついていますが、原産はヨーロッパらしい。駆除の対象になっているそうです。いつもの駅までの水路沿いに生えているのですが、高さは1メートル半くらいあります。
棘が鋭いので、駆除がたいへんなんだそうです。花だけ見るときれいなアザミなんですが……。
こちらも高く育っていました。タケニグサ(竹似草)でしょう。
海外では鑑賞用に栽培されるそうです。たしかに葉も特徴的ですしね。まあ、草花にしてみれば、雑草とか、園芸種とか、考えて咲いてるわけじゃないので、その境界は、われわれ人間の見方次第なのでしょうね。
あ、そうだ。スコットランドが独立を考えているのなら、沖縄だって、もともと琉球王国だったんだから、独立してもいいんじゃないか? まあ、現実的には経済的にたちゆかないとは思いますが、これだけ基地の負担を押しつけている日本政府の言うことを、いつまでも我慢しつづける理由はない、と思います。どう見たって不公平です。
この議論は、「その負担をお前の住んでる街で引き受ける覚悟があるのか?」と自分に問うてからすべきだということはわかっていますが、スコットランドの話を聞いて、考えずにはいられませんでした。
参院選。安倍政権の安保政策、そして、沖縄のことも考えて投票する必要があります。
(M.H.)