翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

2019-01-01から1年間の記事一覧

緑いろいろ

連休は遠出を避けたので、この土日に軽井沢から志賀高原へ出かけました。斜面にはクマザサと雪の織りなす絶景が!

『ブライアーヒルの秘密の馬』── 挿絵の力

すでに何度か紹介している本ですが、先日の上野のブックフェスタで、実物を見た方がどんどん買っていってくれたので(1日で10冊近く売れたと思います)、挿絵や装幀をもう少しお見せしましょう。この本、手にとってみると欲しくてたまらなくなると思うのです…

上野の森親子ブックフェスタ、今日まで!

今日5月5日も好天に恵まれています。ブックフェスタ最終日です。 JBBYの翻訳者による販売テントは、昨日でおしまいですが、出版社のみなさんは今日も販売を続けていますので、お近くの方は上野公園へお越しください。 写真は昨日のJBBYテント開店前。このあ…

丹地陽子さん個展(@西荻窪URESICA)

拙訳『ペーパーボーイ』のカバーや、読売新聞コラムの挿絵を描いていただいた丹地陽子さんの個展に行ってきました。今回のテーマは「めがね」。メガネ男子・女子&猫がたくさん見られました。肉筆の線がほんとうにきれい。この柱の絵でもそれがわかります。…

上野の森親子ブックフェスタ

5月3日〜5日の、書籍販売テント内の出版社がわかるポスターを出しておきますね。ほとんどの子どもの本の版元さんが本を直売りします。直売りということは、お安く買えるということ。なかなかこういう機会はありません。

平成最終日

平成最後の……、という記事は書くまいと思っていたのですが、なんとなく。 おとといは、今度結婚する息子のために、子どものころの写真のめぼしいやつを、スマホで撮影して送ってやる、という頼まれた作業をしていたのですが、息子の幼いころの写真がめちゃく…

第5回日本翻訳大賞授賞式

今年も楽しかった! 受賞作は 『ガルヴェイアスの犬』(木下眞穂訳、新潮社) 『JR』(木原善彦訳、国書刊行会) 写真は二次選考に残った16作の書影です。 最終選考に残った五作はこちら。

5月3日、4日は、ぜひ上野の森へ!

先日もご紹介しましたが、5月3日、4日に上野公園で、「上野の森親子ブックフェスタ」が開かれます。【 スケジュール|上野の森 親子ブックフェスタ|JPIC 】 JBBY(日本国際児童図書評議会 ── 子どもの本を通しての国際理解を提唱する世界組織の日本の窓口で…

アンドリュー・ワイエス展

金曜日、ついでがあったので、美術愛住館で行われている、アンドリュー・ワイエス展に行ってきました。芸術家のアトリエ村「丸沼芸術の森」を開いた須崎勝茂さんの所蔵品の展示です。

上野の森ブックフェスタ

5月3日、4日、上野公園でひらかれるブックフェスタに、JBBY(日本国際児童図書評議会)も出店します。二日とも翻訳者が待機していますので、おしゃべりに来てください。訳書も売ります、サインもします。どうぞよろしく。 こちらは昨年のブースの様子。「売…

ノートルダムが……

ノートルダム大聖堂が焼けてしまいました……。 34年前の写真です。

第5回日本翻訳大賞決定!

決まりましたね。今年も読んでいませんが(苦笑)、おめでとうございます!! 寄付でなりたっている賞なので、みなさん、運営費寄付込みのチケットを買って、4月27日の授賞式に行きましょう! 【 第五回日本翻訳大賞 受賞作決定 】 besttranslationaward.wor…

オートバイ、のち、ニカラグア

金曜日。午前中は三度目の車検に出していたW400を受けとりに。走行距離はいっこうに伸びませんが、とりあえず七年目に入ります。 帰ってきて、少し掃除してやりました。4月はあれこれ忙しいので、連休明けにでもツーリングに行くかな。

『夜のあいだに』── 新刊予告

久しぶりの絵本が出ます。カナダの兄弟画家、テリー・ファン、エリック・ファンが初めて文章も書いた絵本、『夜のあいだに』(原題 "The Night Gardener")です。

桜三昧

土日はあちこちで満開の桜を楽しみました。 いつもの花見場所。スーパー至近で超便利。

『ブライアーヒルの秘密の馬』── 本作りの共同作業

この本は澤田亜沙美さんとの共訳です。訳書が出るたびに、本作りはいろいろな人との共同作業であることを痛感するのですが、今回は文字通りの共同作業でした。 二人の人間が、ひとつの作品の翻訳に携わるにあたって、実際にはどうしたのか、そしてどういうこ…

『星の使者』22年

ガリレオの生涯を描いたピーター・シス原作の絵本、『星の使者』が重版になり、見本がとどきました。1997年初版なので、22年目です。9刷、累計2万部弱ですが、長く読まれて新しい読者がついてくれることがとてもうれしい。

二連休

年度終わりの二連休でした。勤め人じゃないんで、連休もへったくれもないのですが、昨日、今日は自分で連休と決めて、家内とあちこちへ。 土曜日。まずは、南千住の息子のアパートへ行って、掃除、洗濯、買い物(を家内がするのをやさしく見守る。靴下は干し…

「マチュピチュの頂」から、ロバート・キャパへ

ネルーダの少年時代を描いた『夢見る人』に収録されていた、ネルーダの詩について教えてもらった松本健二さんに、できた本をお送りしたら、イラスト入りのネルーダの詩集『マチュピチュの頂』をいただきました。ありがとうございました。

御礼、子どもの本の日フェスティバル

昨日は昼過ぎ、ゲートシティ大崎でひらかれたJBBY主催の子どもの本の日フェスティバルで、翻訳者リレートークでしゃべってきました。 みなさん、熱心に聴いてくださってうれしかったです。ありがとうございました。

子どもの本の日フェスティバル@ゲートシティ大崎

今日、明日は、ゲートシティ大崎で、JBBY主催の子どもの本の日フェスティバルが開かれています。ぜひ! 山手線大崎駅おりてすぐです。 くわしくはこちらを→【 http://jbby.org/news/#post-2508 】 わたしは、明日、24日(日)のイベントで、訳書の紹介をしま…

翻訳勉強会@池袋(1−1)

昨日は、池袋で平日の夜に始めた勉強会でした。 課題はロバート・コーミアの短編集、 "8+1" の一編です。コーミアは、読む分には面白く読めるのですが、いざ訳すとなると、細かい部分を正確に日本語にするのに難儀します。

「イングリッシュブルーベル」で……

いつも勉強会をひらいている川越の絵本カフェ、イングリッシュブルーベルのKさんが、ご自身のブログに、わたしの近刊訳書2冊を紹介してくださいました。いつもありがとうございます! englishbluebell.at.webry.info

「こんな夜更けに……

……バナナかよ」、というわけで(映画は見ていませんが……)、これは土曜日の翻訳フォーラムの時に、エイヴリ宇田川さんからいただいたタイのおみやげ、チョコレートがけドライバナナ。きっと甘いんだろうなあ、と思いながら食べたら、これが甘さ控えめで美味…

翻訳勉強会@川越(8−1)

さて、今日から次の課題に入りました。 課題はロバート・ウェストールの短編、"The Thing Upstairs" です。 屋根裏の物音は、戦線から逃げて隠れていたお父さんの立てる音だった、というお話。それを娘のマギーはどう受け止めるのか……? 苦いお話です。でも…

第一回 JBBY子どもの本の翻訳フォーラム、ご来場御礼

今日はたくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。時間があれば、いくらでも話せそうな感じでしたね。他の翻訳者の方と、ああして、翻訳の細部について話し合うことは、じつはそれほど機会があるわけではないので、とても刺激になります。 3月2…

パブロ・ネルーダ『大いなる歌』 

先日のエントリーで紹介した、拙訳『夢見る人』は、チリの詩人、パブロ・ネルーダの少年時代を、彼の自伝をもとに再構成した本です。巻末にネルーダの詩の英訳が何篇か収録されていたので、その日本語訳にあたって、スペイン語の原典とのチェックをお願いし…

『ブライアーヒルの秘密の馬』、見本とどきました!

こんなことは初めてですが、二日続けて新刊見本がとどきました。 先日も紹介した、『ブライアーヒル の秘密の馬』(メガン・シェパード作、リーヴァイ・ピンフォールド絵、原田勝・澤田亜沙美訳、小峰書店)です。 3月2日発売。どうぞよろしく!

『夢見る人』見本とどきました!

23日の記事でご紹介した『夢見る人』、昨日、見本がとどきました! 美しい!! 岩波の本の装幀は、基本、社内で行なうのだそうですが、原書のデザインを生かして、とても美しい本になりました。こういう本を見ると、やっぱり紙の本だな、って思います。

第30回読書感想画コンクール

先週の金曜日、毎日新聞社主催の第30回読書感想画コンクールの授賞式がありました。拙訳『ヒトラーと暮らした少年』が中学校の部の課題図書になっていたので、表彰式の案内をもらっていたのですが、残念ながら、仕事があって出席できませんでした。 受賞さ…