翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

イヌホオズキ

 駐車場横の植え込みに、前からシシトウやピーマンに似た花があるなあ、と思って調べたら、イヌホオズキ(犬酸漿)というらしい。

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  実がなっているのがわかるでしょうか。これが黒くなるらしいです。

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 毒性があるそうで、逆に薬にもなるそうです。

 

 こちらは、ハキダメギク。掃溜菊、というのは、なんかかわいそうな名前ですが、牧野富太郎博士が世田谷の掃き溜めで見つけて命名したそうです。マンションの階段脇に咲いていました。

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 よく見ると、五弁の花びら、それぞれの先が三つに分かれた繊細な形をしています。

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 それにしても、イヌホオズキ、ハキダメギク、植物の造形もおもしろいけれど、名前もとてもおもしろい。思いつかずに、ヤケクソでつけちゃったものもありそうです。

(M.H.)