なんと「男の隠れ家(別冊)」で「今だから読みたい絵本」(Picture books for adults)という号が出ています。
なかなか充実していて、巻頭寄稿は「絵本ナビ」編集長の磯崎さん、インタビューは荒井良二さん、中心となる記事は、クレヨンハウスや教文館をはじめ、あちこちの絵本をあつかう書店員のみなさんのおすすめ絵本がたくさん。絵本カフェや美術館の紹介もあります。
拙訳『夜のあいだに』を紹介してくださったのは、恵比寿の「ちえの木の実」の店長、比留間さんです。おすすめ3冊のうちの1冊として、「剪定アートが人々の心を変えてゆく」というタイトルで載せてくださいました。
比留間さんのおすすめは、ほかに、『おおきいツリー ちいさいツリー』(ロバート・バリー作、光吉夏弥訳、大日本図書)、『ジルベルトとかぜ』(マリー・ホール・エッツ作、たなべいすず訳、富山房)の2冊です。
絵本カフェのおいしそうなメニューもたくさん載っていますので、ぜひ。
コロナ禍で、家ですごす人が増えたおかげで、いろいろな人が絵本をひらく時間ができるのなら、それはうれしいことでもあります。『夜のあいだに』は、もちろん子どもたちに読んでもらいたいけれど、大人にもおすすめですよ。
(M.H.)