翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

花筏

 近所の用水路を、毎日きれいにし、鯉を放して世話をしていらっしゃる方がいます。これは、三日前の写真。

 花筏(はないかだ)とはよく言ったもの。

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 東松山は、河岸段丘の下と言うんでしょうか、斜面の下端にそって、あちこちに湧き水があります。ここは、何年か前の渇水の時も水が絶えることがありませんでした。家から駅へ行く時は、いつもここを歩いていきます。斜面には桜が植わっていて、夏は緑陰となり、昼時にはタクシーの運転手さんや、外回りの営業マンがお弁当を食べ、昼寝をしています。

 水路の手入れをしている方は、湿地に適した植物もうまく配置してくださっています。散った桜の花びらの下には、すでにシャガが花を咲かせていました。

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   今日はまた、寒さが戻ってきてしまいました。花が散り、葉を出そうとしていた桜たちは、戸惑っていることでしょう。今夜の埼スタは寒そうだなぁ。(M.H.)