翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

新刊・訳書紹介

ロシヤの仲間たち

先日、友人が、モスクワに留学していた娘さんを迎えにいき、こんなお土産を買ってきてくれました。 拙訳、『30秒でわかる地球』と『30秒でわかる宇宙』(いずれも三省堂より)のロシヤ語バージョンです。「ゼムリャー・ザ・トゥリッツァツィ・セクンド」、「…

『二つの旅の終わりに』

Twitterをチェックしていたら、訳書の『二つの旅の終わりに』を面だしで並べてくださっている書店の写真がありました。ありがとうございます。そういえば、三辺律子さんが、4月17日の高知新聞で、この本を紹介してくださり、その記事を送っていただいていま…

『ペーパーボーイ』映画化か!?

というのは冗談で(別の『ペーパーボーイ』という同名タイトルの映画はすでにありますが……)、ワシントン州タコマの小学5年生が、この小説をもとにして演じているビデオが YouTube で見られます。 これはそのショートムービーの一コマで、タコマの市街と思…

好きなものを訳すと……

さくまゆみこさんが、ご自身のブログに『ペーパーボーイ』を読んでの読書会のレポートをアップしてくださいました。自分が訳しながら感じていたことを、みなさんが感じてくださっていてとてもうれしかった。さくまさん、ありがとうございます。( 『ぺーパー…

舞台「弟の戦争」、今日から!

今日から、池袋のシアターグリーンで、劇団俳小による舞台「弟の戦争」の公演が始まります。 12月7日(水)から12月11日(日)まで。今日は夜の部(19:00〜)、木・金・土は昼の部(14:00〜)と夜の部(19:00〜)、11日(日)は昼の部(14:00〜)のみ。 ( …

「30秒でわかる」シリーズ 見本出来!

見本がとどきました! 書店での発売は12月12日からです。よろしく! 『世界の子どもの?に答える 30秒でわかる地球』 『世界の子どもの?に答える 30秒でわかる宇宙』 『世界の子どもの?に答える 30秒でわかる人体』 『世界の子どもの?に答える 30秒でわかる発…

新刊予告、「30秒でわかるシリーズ」

アマゾンでは予約受付が始まっています。以下は三省堂のホームページより拝借しました。12月12日発売です。どうぞよろしく。 【 三省堂|新刊・近刊のご案内 】

舞台『弟の戦争』チケット発売中

以前紹介した劇団俳小第42回本公演『弟の戦争』ですが、ただ今、チケット発売中です。 公演予定は2016年12月7日(水)〜 12月11日(日)、池袋の「シアターグリーン」で8回上演。 (原作:ロバート・ウェストール、翻訳:原田勝『弟の戦争』(徳間書店刊)…

「30秒でわかる」シリーズ

今日は発売予告を。12月に三省堂より「世界の子どもの?に答える、『30秒でわかる』シリーズ」が発売されます。『宇宙』、『地球』、『発明』、『人体』の4巻同時発売です。 原作はイギリスのもの。原田は『宇宙』と『地球』の翻訳を担当しました。『発明』…

『ペーパーボーイ』書評

今朝(2016年9月24日)の朝日新聞朝刊の書評欄「子どもの本棚」で、『ペーパーボーイ』をとりあげていただきました。 選者は、松本の子どもの本の店「ちいさいおうち書店」の店長、越高一夫さんです。ありがとうございます。 www.chiisaiouchihon.jp

ジョン・マクレイ、『フランドルの野辺に』

きょうも詩の紹介を。 『銃声のやんだ朝に』は、第一次世界大戦中にあった、イギリス・ドイツの最前線でのクリスマス休戦とサッカー試合をクライマックスに描くYA作品です。 銃声のやんだ朝に 作者: ジェイムズリオーダン,James Riordan,原田勝 出版社/メ…

ベン・ジョンソン "It is not growing like a tree"

先日の『ハーレムの闘う本屋』の朗読会で、作中に引用されていたラングストン・ヒューズや、ポール・ダンバーの詩を読みました。どれもとてもいい詩で、胸に刺さります。学生の時に授業で習ったシェイクスピアやワーズワースの詩はおもしろくなかったのに、…

ダーウィン

日曜日の夕方、BS日テレで放送している「久米書店」。久米宏さんと檀蜜さんが、毎回話題の新書を著者を招いて紹介する書評番組です。 5月には『翻訳百景』の話で、越前敏弥さんも出演されました。これ、おもしろい番組なので、録画してちょくちょく見ている…

『弟の戦争』舞台化

ロバート・ウェストール作、拙訳『弟の戦争』が、今年の12月に劇団俳小によって舞台化されます。昨日、脚本が届きました。 じつは、この作品の舞台化は4度目です。

箱入り『ハーレムの闘う本屋』

近所の書店の課題図書コーナーにて。 なぜか、わが訳書、『ハーレムの闘う本屋』はアクリル製の箱の中に収められ、まるで博物館の標本のよう……。

世界のバリアフリー絵本展

帰省中ではありますが、あらかじめ書いておいた記事をアップします。 JBBY(日本国際児童図書評議会)では、IBBY(国際児童図書評議会)の障害児図書資料センターがセレクトした、障害のある子どもたちに関連する、世界各国で出版された本のコレクション(原…

作者の思いを言葉にのせて

JBBY(日本国際児童図書評議会)の会報誌、『Book & Bread』の127号(2016年6月)に、「作者の思いを言葉にのせて」という記事を書かせてもらいました。

整理できない人

仕事部屋の中が、だんだん、ぐちゃぐちゃになってきています。 何気なく、サイドキャビネットの上に積んである本を横から見たら、こうなってました。

新刊案内『ペーパーボーイ』

7月8日に、訳書『ペーパーボーイ』が発売されます。岩波書店のYAレーベル「STAMP BOOKS 」の一冊です。このシリーズの装幀は、見てもらえればわかるように、エアメールのように海外から作品が届けられる、というコンセプトなんでしょうね。 いい表紙です。…

重版出来! 『星の使者 ─ガリレオ・ガリレイ─ 』

テレビドラマで存分に楽しんだ『重版出来!』 先週の金曜日、原作のコミック第1巻を買って帰ったら、訳書の重版のお知らせが届いていました。やたっ!

チームワーク

昨日、家に届いたアメリカの児童書・YA文学の紹介雑誌、『ホーンブックマガジン』に、拙訳『ハーレムの闘う本屋 ルイス・ミショーの生涯』の作者ヴォーンダ・ミショー・ネルソンさんが、挿絵とデザインを担当したR・グレゴリー・クリスティさんとの共同作…

『エベレスト・ファイル シェルパたちの山』書評

『エベレスト・ファイル シェルパたちの山』の書評が、ちらほら、ブログや各種サイトにあがってきています。ありがとうございます。 その一部をご紹介します。

『エベレスト・ファイル』見本出来!

『エベレスト・ファイル シェルパたちの山』の訳者見本が届きました! 350ページ超ですが、コンパクトで軽い造本です。店頭に並ぶのは16日からの予定です。見かけましたら、ぜひ!

新刊『エベレスト・ファイル シェルパたちの山』  3月16日発売!

すでに予約受付が始まっていますが、わたしの新しい訳書『エベレスト・ファイル シェルパたちの山 』(マット・ディキンソン作、小学館、1,500円+税)が、3月16日に発売開始です。これが表紙。エベレストとローツェのあいだから昇る朝日を、ベースキャンプ…

三校直し

『エベレスト・ファイル シェルパたちの山』、三校の見直し中です。三校ということは、ゲラを三回出してもらって直しを入れているということ。

アマダブラム

再校ゲラのチェックを終えました。錦織にも、サッカーU23にも負けずに、仕事やりましたよ(笑)。 『エベレスト・ファイル シェルパたちの山(仮)』は小学館より、3月16日刊行予定です。原作は、以前も紹介したように、"The Everest Files"という、イギリス…

日本翻訳大賞推薦

うれしいことに、第二回日本翻訳大賞の一次選考(読者推薦)で、拙訳『ハーレムの闘う本屋』を推薦してくださった方がいます!

『ウェストール短編集 真夜中の電話』重版出来。

二刷の見本が来ました。 帯にウェストールコレクションのマークが入りました。かっこいい。

エベレスト

映画『エベレスト3D』、翻訳中の作品の参考にするためもあり、見てきました。 3D映画は初めて見たのですが、思ったほど目も疲れず、楽しめました。

清水眞砂子さんのコラム

清水眞砂子さんが、拙訳『ハーレムの闘う本屋』の書評を、教職員のための月刊誌『クレスコ』の9月号に書いてくださいました。 この本の素晴らしさを熱い言葉で語ってくださっていて、感激しました。一部を以下に引用させていただきます。