翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

ACLグループステージMD1 HOME vs シドニーFC

 ◯2ー0 (8' 武藤、65' 興梠、2月24日19:30〜@埼スタ)

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 録画観戦。2016シーズン、まずは勝利でスタートできたことが何より。

 メンバーは、西川、槙野、永田、森脇、阿部、青木(75→遠藤)、関根、宇賀神、武藤(87→柏木)、梅崎(61→興梠)、ズラタン。

 

 土曜日に中二日でのリーグ戦第1節、柏戦を控えてのミッドウィークの試合。ACLも大事だが、リーグ戦優勝が至上命題のミシャは、柏木、遠藤、興梠をサブにおいた(他にベンチ入りしたのは、大谷、橋本、那須、駒井)。もちろん、それだけではないだろう。大柄な選手が守りに入ることが予想されたシドニーに対して、ズラタンのワントップはまずまず機能していたと言える。ズラタン本人の調子はよさそう。

 新9番武藤の先制点が大きかった。右からのシュートだったのかウメのゴール前へのボールがDFの足にあたってキーパー正面に。キーパーにキャッチさせようとしたDFの背後からするりと入り込んだ武藤が技ありのシュートで決めた。

 その後前半はしばらく良かったが、しだいにシドニーの時間帯に。広島で選手、仙台で監督をしていたアーノルド監督は、5−4−1のフォーメーションで、かつDFラインを上げてコンパクトにし、ゴール前で体格を利した勝負にもちこんできた。序盤は、うちのフォアチェックがきいていて、奪われてもすぐにとりかえしていたが、しだいにシドニーペースに。

 後半はミシャに言われたのだろう、高いシドニーのDFラインの裏を入れ替わるようにつくフリーランニングができて、関根、宇賀神の両サイドからチャンスを作った。興梠の得点は、裏にぬけてGKと一対一になり、うまくドリブルでかわして、伸びてきた手に足を引っ掛けてPKをゲット。さすがのエース。

 その後はまた、うちの運動量が落ち、2−0ということもあって守勢に回った。シドニーのビッグチャンスもあり、決められていればわからなかった。同じ組にはあと広州と浦項といういわゆる死のグループ。一番弱いと目されるシドニーにホームで星を落とせばかなり苦しくなるところだったので、勝ったことが一番。

 武藤、興梠のゴール、遠藤の浦和での初出場、青木、永田の先発で無失点、と好材料もある。とにかくシーズンを通したターンオーバーが鍵と思っているので、柏戦での連勝希望。

 

 所用があって参戦できず。雪混じりの雨で、現地組のみなさんご苦労様でした。ウイダイの歌詞の断幕が、バックスタンドの最前列に掲出されていた。ちょっとテレビ画面上では文字がうるさいかなとも思ったが、見なれてくればいいかも。

 参戦は第3節の福岡戦になってしまう。ま、シーチケは強化費と割り切っているが、早く行きたいぞ。

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 ズラタン、赤いバラが似合います。

(M.H.)