去年翻訳した、『月でたんじょうパーティーをひらいたら』(ジョイス・ラパン文、シモーナ・チェッカレッリ絵、縣秀彦先生(国立天文台)監修、廣済堂あかつき)が、第35回読書感想画中央コンクールの、小学校高学年の部の課題図書になりました。
これでまた、翻訳した本を、たくさんの子どもたちに読んでもらえます。
これは、編集のほそえさちよさんから声をかけていただき、アドバイスもいただきながら訳したものです。月でたんじょうパーティーをやるために、ロケットで月面まで行ったらどうなるか、というお話で、科学的な解説を加えながら、月旅行を楽しむ子どもたちの様子を描いた知識絵本です。でも、なにより、子どもたちがとても楽しそうなんです。
色使いがきれいで、とくに夜空の黒がいい。宇宙空間から見る真っ黒な空がきれいに描かれています。
好きなページをちらりと。こういう豆知識的なやつは、科学本のいちばんおもしろいところ。
子どもたちがどんな絵を描くのか楽しみです。
大人も、ぜひ!
(M.H.)