翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

全国書店紹介(4)「NENOi」@東京都新宿区西早稲田

『ぼくは川のように話す』をSNSでふれていただいた書店紹介第4弾は、西早稲田にある「NENOi」さんです。じつは、前回までに紹介した三軒の書店は、直接・間接に知っていた書店なのですが、NENOiさんは今回知った書店。

 2017年オープン。新刊、古本、雑貨、カフェ。やはりイベントも開催されているようです。都内なので、そのうち行ってみたい。ネノイさんとお読みするようです。店主さんの苗字だそう。

nenoi.jp

 ブログでピクシーのNATO空爆反対のエピソードを書いていらっしゃるのに気づき、共感してます。サッカー好きじゃないとわからないだろうけど、くわしくはNENOiさんのブログを参照してください。NENOiさんは、FC東京サポらしい……。

 

 

 早稲田界隈は学生の街でなんとなく懐かしい。去年、今年はコロナで学生も少なく、商店はきっと大変でしょう。早く学生たちがもどってきてほしい。じつは原田は一日だけ早稲田の第一文学部に入ってました。早稲田の入学式の日が東京外大の合格発表という、妙な日程だったのです。国立二期校時代。学費の安いほうに行きました。

 早稲田の入学式の日は、式が終わったあと、教室にわかれ、ブルガーコフの翻訳をなさっていた水野忠夫先生のクラスで同級生たちとお菓子とジュースで懇談した記憶があります。あのまま早稲田にいればどうなっていたでしょうか。水野先生とはその四年後に、アルバイトをしていた高田馬場の「養老の滝」で会って……。どんどん脱線するので、このあたりで。写真だけ、水野先生訳の『犬の心臓』の表紙です。「サバーチエ・セールツェ」ですね。これくらいは、かろうじて読める……読めてるよね(?)

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(M.H.)