翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

全国書店紹介(5)「自由港書店(じゆうこうしょてん)」@神戸市須磨区

『ぼくは川のように話す』をSNSで取り上げてくださった全国の書店紹介、5軒目。神戸の「自由港書店」さんです。今年の5月1日に開店したそうです。「自由港」という店名が神戸らしいというか、なんか気持ちを感じます。

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(写真©️一般財団法人神戸観光局)

 神戸経済新聞の記事で、店主の旦(だん)さんは、「自分の人生を生きる、自分の気持ちに正直に生きる、そんな『自由』を大切にしたいと思った。書店は、自分の気持ちに静かに向き合える場所。港のような、古今東西の書物が行き交う開放的な書店を作りたいと思った。」とおっしゃっています。

https://kobe.keizai.biz/headline/3573/?fbclid=IwAR0cEXsxe0qVBy_Cb1Uamhmm7gBIdgVDju7Daf2esEj7ZUtDIL9uLClqCOY

 

jiyukoh.jp

 

 

 神戸はいつも岡山までの新幹線で通過してしまうばかり。若いころは愛媛の新居浜と神戸を結ぶ夜行のバンパックフェリーでよく出張にでかけていたものです。夜11時すぎに新居浜でフェリーに乗り、早朝神戸着。新幹線で東京へ。朝から仕事して、夜新幹線で神戸へ。また夜行フェリーで早朝新居浜着。朝から仕事。船中泊2泊で仕事は9時5時でやらされるという、猛烈サラリーマンっぽいですが、じつはそうでもなかった。出張はたいてい仕事がひとつ、ふたつで、今とちがってメールもスマホもない。新幹線やフェリーの中で同僚や先輩と食べたり飲んだりしてた記憶のほうが強いかなあ。バンパックフェリーは1999年に営業終了しているようです。

 

(M.H.)