16日発売の訳本、『兄の名は、ジェシカ』の見本が届きました!
原作とまったくちがうテイストの装幀ですが、すばらしい。ドキドキします。でね、カバーをはずして表紙を見たり、扉や目次のデザインを見ると、これがまたいい! でも、あんまりここで見せてしまうと、実際に手にした時の喜びが半減するので、やめておきますが……。
装幀は、城所潤さん+大谷浩介さん(ジュン・キドコロ・デザイン)、イラストレーションは一乗ひかるさんです。かっこいい本にしてもらって、ありがとうございました。
簡単に言うと、主人公の高校生のお兄ちゃんが、ある日、自分は女性だと思う、と言いだして、弟はどうしたらいいかわからず、両親もうろたえ……。という話なのですが、ジョン・ボインの今までの作品と少しちがうテイストもありつつ、うーん、これも、あんまり書くと先入観ができてしまうので、とにかく読んでください。
どうぞよろしく!
原作の表紙はこれ。
じつは、川越と池袋の翻訳勉強会の課題本にしていたので、メンバーの訳もちょっぴり参考にしています。みなさん、ありがとう。
そういう勉強会も3月に入って中止していましたが、来週からZoomでまずはおしゃべり会から始める予定です。土曜日のフェローのスクーリングもZoomでやりました。アメリカから参加してくださった方もいて、東京でリアルでやるより出席者が増えたという怪我の功名も。
コロナには細心の注意を払いつつ、負けずにがんばりましょう。
(M.H.)