今年も最後の1日になってしまいました。いつもは愛媛に帰省しているので、ブログの更新ができないのですが、今年は家にいますので、ご挨拶を。
今年出た訳書はこの一冊、『オオカミを森へ』だけでしたが、読売新聞の空色ブックガイドで本の紹介をさせていただいたり、やまねこクラブさんのインタビューや、「Be」やムーミンの会の皆さんとの読書会、年末には洋書の森セミナーなど、新たな人やチャンスとの出会いがたくさんあった一年でした。『オオカミを森へ』も、小峰書店さんで出していただく初めての訳書でしたし……。
翻訳の仕事を始める前は、翻訳者というのは、一日中机の前に座り、ひたすら横のものを縦にする、隠者のような日々を送る人のイメージがあったのですが、じつはそんなことは全然なくて、むしろ、会社員のころより人とのつながりを強く感じる仕事なのだとわかりました。今年は、また、一層その気持ちを強く感じた一年でした。
また、このブログやフェイスブック、ツイッターを通じて、たくさんの方がわたしの文章を読んでくださり、中には、直接連絡をくださったり、コメントを寄せてくださったりする方もいて、とても心強かったです。また、翻訳者や子どもの本に関わる方とも少しずつ交流が広がってきました。(と、ここまで書いたところで、塾の教え子の大学生から、フェイスブックの友だち申請がありました。もちろん承認! そう言えば、今年は昔の教え子がスコットランドから帰ってきて連絡くれたのもうれしかったな。)
来年、2018年は、すでに訳しおわっている作品、最初の原稿を出している作品、これからとりかかる作品、共訳を始めている作品、訳したい作品もあり、忙しい年になると思いますが、皆さんとのおつきあいを大切に、丁寧な仕事をしていきたいと思っています。
どうぞ、来年もよろしくお願いします。
今日はだらだら、高校サッカーをテレビ観戦。ある意味、Jリーグの試合より数段密度が濃い。いいなあ、スポーツは。
そうだ、思い出した。来季、ファジアーノ岡山からセレッソ大阪に移籍が決まった片山瑛一選手は、川越高校サッカー部で息子の二つ下の後輩、一緒にプレーしていた選手です。早稲田でサッカーを続け、Jリーガーになりました。とても楽しみです。もともとフォワードなのですが、サイドバックからセンターバック、どこでもこなせるユーティリティプレーヤー。足も速いし、なかなかのイケメン。セレッソはACLもあるので選手層を厚くする必要があるのですが、それにしても…………あ、いや、この辺にしておきます。
どうぞ、良いお年を。
(M.H.)